思へば人騒がせな話だ。蝙蝠や野鼠を喰らう雑食の支那人がまたしても疫病を拵え、内需で済ませてくれればいいものを一癖も二癖もある奴を輸出したのだから往生する。ときは春、花で浮き立つ筈の日々が暗転、三密などと手枷足枷、何人罹った何人死んだと鬱陶しいこと。いや難儀なことだ。
ほかでもない、主役はいま話題の武漢生まれのウイルス、なにやらコロナやコルビットなどと面妙な名でよばれてゐるが、サーズやら坊主やら疫病のすべて、何とあのスペイン風邪さえをも拵えた疫病の仕出し国、支那手作りのウイルスだ。喰われた蝙蝠の祟りからか何処やらの疫病研から漏れたか、ウイルスは一挙に世界に蔓延していま世界が戦禍に戦(おのの)いてゐる。

武漢肺炎の禍は支那に始まり、韓国、日本を経てイタリアに及び、いまアメリカが群を抜いて渦中にある。支那の数字はその実何十倍とも何百倍とも云はれるから、順位云々は意味がなからうが、収束までの事態の帰趨が大いに気に掛かるのだ。
その間の安倍政権の振る舞ひは贔屓目にもいただけない。アベノミクスの不発から産業界への斟酌が過ぎ、こともあらうに支那の首魁を国賓に、それも歓んで迎えたいなどの血迷いとも取れる言動が、巷の保守支持に水を掛け、政権を支える勢力は傾れを打って崩れてゐる。
武漢騒ぎはそんな時に起こった。
好漢安倍晋三が知恵者なら、これは天与の好機だったはずだ。日頃の政権内の忖度を振り切り、自ら唱える美しい国を作る絶好の機会として、支那に向けた眼を日本に振り戻し、パンデミック化する前に支那からのウイルスを遮断し、日本人の英知に訴えて武漢肺炎の抑えに一点集中すればよかった。現実はすべてが後手に回り、支那人の傾れ込みを許し、あたら好機を逃してクラスターを蔓延らせた。
いま大国アメリカが武漢肺炎を相手に戦火を交えてゐる。クオモ・ニューヨーク州知事の血の出るような訴えにも、さしものアメリカが戦いてゐる現実が見える。昨日のニュースでは『これは明日の東京だ』とすら伝えてゐる。

今日(4月13日)現在の日本の死亡者数は143人、22.109人のアメリカとは大差がある。諸外国との比較でも日本の武漢被害は明らかに低い。さて、これをどう見るか。私は断定して憚(はばか)らない。曲がりなりにも、行政の手引きが当をえてのこととは到底考えられない。これは、日本人が特徴的に持っている資質の顕れだ。生来の清潔好き、指示に従う従順さ、衣食住すべてにおける律儀さが滲み出ての結果に違いない。
三密といい八割といい、安全への指示なら日本人はほかのどの国民よりマトモに受け取り行動するはずだ。まして、世界的にパンデミックが蔓延し切ってしまったいま、武漢肺炎を最小限の被害で抑え込もうとの気概では、ほかの国の人々とはひと味違う覚悟がある。
すでに85歳の私は、畑仕事と散歩以外の外出はせずに、内心、先を切ってワクチンを作り出すのが日本であれかしと祈りながら、ひたすら武漢が去るのを待ってゐる。
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